
ミーティングマネジメントとは
ミーティングマネジメントとは、弊社講師陣が独自に開発した会議手法です。
業種を問わず、4~6人の小規模ミーティングの場を想定し、主に、組織内ファシリテーター(会議の進行役)として、会議運営におけるファシリテーションの意義や基本スキル、そしてプロセスとコンテンツの違いを理解し、 少人数会議でのプロセスマネジメント(ミーティングマネジメント)ができるようになることを目指しています。
ミーティングマネジメントを鍛えるプログラムは、対面・オンライン問わずどちらも用意しています。
特に弊社関西事務所(兵庫県西宮市)では、『ファシリテーター道場』と称したミニ研修を、業種を問わず、地域の有志が集まり、2018年10月から毎月欠かさず開催しています(2023年7月現在で通算58回目)。
ファシリテーターのための「スキル」を磨く2時間台の繰り返しドリル形式です。普段なかなか練習できないファシリテーターにとって必要なスキルを取り上げ、ドリルしています。
ミーティングマネジメントの目的
ミーティングはその場に集った「人数」×「時間」の分だけコストがかかりますし、そのコストをかけてでも集まりたいものです。しかし、開催目的やゴール(達成目標)の曖昧なミーティングが溢れているのも現状です。
有意義なミーティングにするためにはミーティングをマネジメント(管理・取り扱い)していくスキルが必要です。
そして、このスキルを磨くことにより、ミーティングのコストパフォーマンスを改善させることを目指します。
本研修プログラムの概要
プログラムは、4~6人の小規模ミーティングの場を想定して作っています。ミーティングと言えば、なかなかトレーニングするという発想に至らず、チャレンジできる場がありません。そこで、模擬会議を実施し、すぐにその様子をフィードバックします。実施にあたっては、例えば、
・議論の前提を整えるの場づくり
・発言をきちんと書き留める板書
・合意形成の際に気をつけること
その他、様々なテーマを用意しています。研修メニューは20種類を超え、主に会議ファシリテーションのあらゆる場面を網羅しています。
(撮影:水江亜煌)
本研修の実施講師
水江 泰資 (みずえ ひろよし)
神戸市生まれ。関西大学社会学部産業心理学専攻卒。一般社団法人日本能率協会にて展示会企画および教育研修の企画開発に従事。九州地域本部マネジャーを担当する。2009年に独立、株式会社キャリア創研のヒューマンアセット支援室次長を担当しながら、人材開発・労務管理を主なテーマに企業や行政機関の変革に取り組みつつ、多彩な研修テーマにおいて教育研修講師として活躍。現在、組織コンサルタント、ファシリテーター。ファシリテーターとしては国際認定を取得している(CPF:IAF Certified? Professional Facilitator)。
社会活動として、日本ファシリテーション協会理事(副会長)、国際ファシリテーター協会日本支部理事、日本図解協会企画部長としてビジネススキルの開発と普及に尽力している。著書に、下記最新刊の前著『前に踏み出すためのロジカル思考』および『学生のためのファシリテーション入門』(以上、あしざき書房)、共著として『そのまま使える! ビジネ スメール文例事典』『ラクラク話せるスピーチと挨拶大事典』『電話応対 受け方・かけ方 大事典』(以上、秀和システム)がある。
趣味は写真・旅行、関心ある分野として中国古典(老荘思想、兵法)がある。
関戸 紹恭 (せきど あきのり)
兵庫県明石市生まれ。立命館大学大学院文学研究科史学専攻修了。システムインテグレーション事業企業に入職。以来、大手・中堅企業内のサービスデスクにてシステムやITスキルに関するユーザサポートを行う。ICTを使ったまちづくりNPO法人に転職後は、中小企業でのIT支援や年配層へのIT教育などに従事。
国家資格キャリアコンサルタント。2019年より株式会社キャリア創研の事業にリサーチ&プランニング マネジャーとして参画。ミーティングマネジメント講座を開催。
得意分野:ロジカル・コミュニケーション、ファシリテーション、ITサポート(ユーザサポート)など。
活動領域:NPO法人日本ファシリテーション協会に参加し、関西支部副支部長を歴任。現在、公益社団法人京都勤労者学園ラボール学園にて出講中。大学時代は歴史学(中国古代史)を専修。
趣味は神社巡り。
著書

ファシリテーター道場での実績を含んだ、ワークを交えて学ぶ「筋道の通し方」
『コミュニケーションを整える ロジカル思考』
水江泰資・関戸紹恭 著
ISBN:978-4-905234-07-4 A5判/220頁
発行年:2022/3/30
定価:本体価格1800円+税